蒸気ボイル殺菌庫に求められる性能は、庫内をすばやく均一温度に保つ事、熱負荷にすぐ応答するスチーミング機構を持っている事、そして温度コントロールが設定温度より高く低くなりすぎたりせず、一定温度を保つ事が求められます。
写真の微圧コントロール付蒸気ボイル殺菌庫は、ウォームアップ時、ランニング時とに加熱状態を分けるように設計されており、どの食材・商品にも十分ご満足して頂ける機構をそなえております。
正面の開口扉の取付も細かい配慮がなされ、当社オリジナルの密閉ハンドルにパッキン調整が可能な蝶番もちろん保温も十分!台車がそのまま入るトラックインタイプなので楽な作業が出来るように心配りをいたしました。
それに本体の内寸法は全てお客さまのオーダーメイドが可能で、既設の台車等が使用できます。オプションでHACCP(ハセップ)に対応しており、ボイル殺菌時間の記録、肉中温度の記録時間経過などもチャート紙に印字出来るようになっております。
仕様
庫内温度設定
65℃~98℃ 外形図 PDF
庫内寸法 | 巾600 × 奥行650 × 高1800 |
外寸寸法 | 巾760 × 奥行850 × 高1880 |
温度コントロール | 自動温度調節器による、蒸気電磁弁制御方式 立上げ用昇温システム 保温用低圧蒸気制御システム 3連電磁弁取付 異常用蒸気遮断弁システム |
ドア開き | 右開き |
時間制御 | 庫内温度到達後、デジタル制御 |
蒸気入口 | 20A |
排水口 | 40A ※高温排気蒸気及び高温排水がでます。 |
本体材質 | 主材 SUS304 |
温度記録 | 肉中温度記録、庫内温度記録 2点計測 本機運転時、温度記録自動開始 終了時、記録停止 山武製 SRF106AS20000 (計測日時・時間記録装置付) |
必要蒸気 | MAX 100 kg/h |
設備電源 | φ1×100V×150W×60Hz |
バラエティ
冷風による冷却も出来るボイル庫です。
新しい食品を造るスーパーヒートスチーム大気圧でMax450℃に過熱された蒸気で殺菌・ボイル・乾燥。さらに焼きあげることのできる装置です。